「弁護士に相談」というと、敷居が高く感じる人も多いかと思います。でも、法律は、私たちの暮らし・仕事にとても近い存在。相続問題、交通事故、依頼主・取引先とのトラブルなど、頼れる専門家の知己を得ておくと、とても心強いものです。
静岡出身の山形祐生さんは、県内で一番多くの弁護士が所属する「静岡法律事務所」の弁護士です。個人間、企業間でのトラブルから、個人事業主、起業家、企業などの契約等に関する問題など、日常で遭遇しやすい法問題に対して、寄り添いながらサービスを提供しています。山形さんは、気さくで話しやすい雰囲気の方。些細なことからも相談に応じてくれるそうなので、困ったことがあればぜひ問い合わせてみてくださいね。今回は、山形さんに弁護士になるまでの軌跡と、よくある法律相談内容、今後の展望についてお話を伺いました。
弁護士になるまでの軌跡を教えてください
明確な何かがあったというわけではないですが…。高校生の時、自分の将来を考えた時、専門職への憧れがありました。もとも理数系だったので、理詰めで考えていく弁護士という職業に漠然と興味を持つように。テレビドラマなどで、法廷に立って戦う弁護士に憧れのようなものがあったのかもしれません。それまで理数系クラスでしたが、高校3年生の時に文系クラスに転換、大学は多くの弁護士を輩出している中央大学法学部を志望しました。
中央大学には、法律家を目指す学生のための講座や研究室が用意されてあり、同じ志を持つ学生と切磋琢磨しながら大学時代を過ごしました。中央大学法科大学院へ進み、2010年に司法試験に合格。司法修習を経て、2011年に静岡法律事務所へ入所しました。
東京の大学へ進学されていますが、東京の法律事務所への就職・所属は検討されなかったのですか?
もともと地元・静岡に貢献したいという想いが強く、東京での就職は考えていなかったですね。テレビで取り上げられるような大きな事案よりは、人々に寄り添うような法サービスを提供できたらと思い、就職・所属先を探しました。
「静岡法律事務所」は共同法律事務所なので、組織にとらわれず、基本的に個々人で弁護士活動を行う事務所。1年目こそは先輩弁護士の下で勉強しながら経験を積みますが、その後は自分の判断で仕事を受任し、進めていく形。大きな責任も負いますが、自分にはとても合っていると感じています。
どういった事案を手がけることが多いですか?
現在は、交通事故案件が多いです。交通事故は、必要な専門知識と、交渉力がなければ損をすることも多い事案。弁護士などの専門家が間に入った方がよりよい結果になることも。加入している自動車保険に「弁護士特約」というものがついていることが多く、これを活用すれば、弁護士費用の負担なしで弁護士に依頼することもできるんです。主婦の方の休業損害が問題となる事故ですとか、後遺障害を負ってしまった事故、死亡事故まで相談に応じさせていただいています。
弁護士に相談ということは敷居が高く感じてしまいますが、何か心がけていることはありますか?
敷居を高く感じさせてしまうと、相談しにくくなってしまうと思いますので、できるだけ親しみやすく、些細なことから気軽に相談していただけるように接しています。最近では、LINEやメールでの相談を受けることも。できるだけ早く回答するように心がけています。
交通事故に遭われてしまったら、お気軽にお問い合わせくださいね。
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