地元・静岡で法サービスを提供したい。些細なことも相談できる頼れる存在

静岡法律事務所

弁護士 山形 祐生

経歴:
1984年6月生 静岡県静岡市
2003年 静岡県立静岡高等学校卒業
2007年3月 中央大学法学部卒業
2010年3月 中央大学法科大学院卒業
2010年9月 司法試験合格(修習:新64期)
2011年12月 静岡法律事務所入所

現在の主な役職・活動など:
静岡県弁護士会刑事弁護センター委員会
静岡県弁護士会静岡大学法科大学院等バックアップ委員会 委員
静岡県弁護士会業務妨害対策委員会 委員
静岡県弁護士会常議員(平成27年)
常葉大学 法学部 非常勤講師(相続法)

「弁護士に相談」というと、敷居が高く感じる人も多いかと思います。でも、法律は、私たちの暮らし・仕事にとても近い存在。相続問題、交通事故、依頼主・取引先とのトラブルなど、頼れる専門家の知己を得ておくと、とても心強いものです。
静岡出身の山形祐生さんは、県内で一番多くの弁護士が所属する「静岡法律事務所」の弁護士です。個人間、企業間でのトラブルから、個人事業主、起業家、企業などの契約等に関する問題など、日常で遭遇しやすい法問題に対して、寄り添いながらサービスを提供しています。山形さんは、気さくで話しやすい雰囲気の方。些細なことからも相談に応じてくれるそうなので、困ったことがあればぜひ問い合わせてみてくださいね。今回は、山形さんに弁護士になるまでの軌跡と、よくある法律相談内容、今後の展望についてお話を伺いました。

弁護士になるまでの軌跡を教えてください
明確な何かがあったというわけではないですが…。高校生の時、自分の将来を考えた時、専門職への憧れがありました。もとも理数系だったので、理詰めで考えていく弁護士という職業に漠然と興味を持つように。テレビドラマなどで、法廷に立って戦う弁護士に憧れのようなものがあったのかもしれません。それまで理数系クラスでしたが、高校3年生の時に文系クラスに転換、大学は多くの弁護士を輩出している中央大学法学部を志望しました。
中央大学には、法律家を目指す学生のための講座や研究室が用意されてあり、同じ志を持つ学生と切磋琢磨しながら大学時代を過ごしました。中央大学法科大学院へ進み、2010年に司法試験に合格。司法修習を経て、2011年に静岡法律事務所へ入所しました。

東京の大学へ進学されていますが、東京の法律事務所への就職・所属は検討されなかったのですか?
もともと地元・静岡に貢献したいという想いが強く、東京での就職は考えていなかったですね。テレビで取り上げられるような大きな事案よりは、人々に寄り添うような法サービスを提供できたらと思い、就職・所属先を探しました。
「静岡法律事務所」は共同法律事務所なので、組織にとらわれず、基本的に個々人で弁護士活動を行う事務所。1年目こそは先輩弁護士の下で勉強しながら経験を積みますが、その後は自分の判断で仕事を受任し、進めていく形。大きな責任も負いますが、自分にはとても合っていると感じています。

どういった事案を手がけることが多いですか?
入所して8年目になりますが、多いのは交通事故や相続問題ですね。クライアントは、顧問契約させていただいている中小企業をはじめ、個人、新規事業主の方など。事業承継や債務整理、お金の貸し借り、不動産関係の問題など、さまざまです。
交通事故は、必要な専門知識と、交渉力がなければ損をすることも多い事案。弁護士などの専門家が間に入った方がよりよい結果になることも。加入している自動車保険に「弁護士特約」というものがついていることが多く、これを活用すれば、負担なしで弁護士に依頼することもできるんです。軽微な物損から、後遺症を伴わせてしまった事故、そして死亡事故まで相談に応じさせていただきます。
また、最近増えてきているのが相続問題。遺された財産を家族間でどのように分配するかは意外と揉めるもの。少し前までは、家を継ぐ長男がその財産のほとんどを受け継ぐことが多かったのですが、近年、そういった意識が薄れ、同腹・腹違いの兄弟間、親子間で揉めるケースが増えてきました。本来は遺言書を用意しておくのが最善ですが、形式に則ったものでなければ無効になってしまうこともあるため、専門家に依頼した方がよいかと思われます。2017年度から常葉大学で相続法の講義も担当させていただくなど、私自身も相続問題には力を入れて取り組んでいる内容でもあります。
その他、「しずおか創業スクール」で起業家向けの法律セミナーを担当したり、市役所での無料法律相談(静岡県弁護士会による当番制)を行ったりすることも。起業・創業の際には、契約書の作成、規約作成、スポーツジム・語学教室などのお客さまとのサービス提携のための申込作成など、意外に法律に関わる事案が多いんです。お客さまと後々のトラブル防止のためにも、契約書・申込書等は、専門家の意見を聞きながら作成するのがよいかと思われます。

弁護士に相談ということは敷居が高く感じてしまいますが、何か心がけていることはありますか?
敷居を高く感じさせてしまうと、相談しにくくなってしまうと思いますので、できるだけ親しみやすく、些細なことから気軽に相談していただけるように接しています。最近では、LINEやメールでの相談を受けることも。できるだけ早く回答するように心がけています。
裁判にならないよう、契約・取引などの前段階で策を講じて置くのが理想です。トラブルが発生した際も、両者間での話し合いで終われるよう努めていますが、もし裁判になってしまった場合は、代理人として紛争解決まで全力でサポートさせていただいています。
今後、高齢化に伴い、相続と絡みながら事業承継や譲渡等の問題も増えてくることが予想されます。企業間、個人間で円滑に事が進むようにサポートさせていただければと思っています。場合によっては、司法書士、会計士など、別の専門家と連携しながらの対応も可能。静岡県下一の事務所として、弁護団を組むこともできます。お困りごとがありましたら、事務所、もしくはお気軽に下記までお問い合わせくださいね。

——————–
問い合わせはこちら

静岡法律事務所

ホーム


住所:静岡市葵区馬場町43-1
TEL:054-254-3205